最小限の店舗改修
No.11 SAPPORO
還暦を迎えた料理人のために
「カウンターでもてなす接客」から
「個室での食事」を。
古い既存部分を活かしながら、
少ない手数の小規模改修です。
























MEMO
クライアントは、以前より札幌の河野銘木店さんと懇意にされており、木材をとても大切に考えており、
還暦の節目に北海道の無垢材を沢山使って、店舗を改修したいという要望を持っていた。
また、年齢に合わせて、料理の提供の仕方を、「カウンターでもてなす接客」から、「個室での食事」へと変更したいと具体的な希望もお持ちであった。
それらの与件を整理しながら、限られた予算を効率的に使うために、全てを満遍なく改修するのではなく、
北海道産の無垢材を潤沢に使って新調する部分と、全く改修を施さない空間を定めて、その新旧のギャップを埋めるように設計を行った。
新調した空間と、既存の空間が相互補完し、「北海道の様々な木材」という一つのまとまりを持った空間体験になることを目指した。
竣工 | 最小限の店舗改修 |
---|---|
所在地 | 北海道札幌市 |
構造規模 | 木造2階建の改修 |
延床面積 | 91.49㎡ |
省エネ性能 | 内装工事のみのため省エネ性能計測無し |
施工会社 | 株式会社木村建設 |
家具・建具製作 | 株式会社河野銘木店 |
写真撮影 | 佐々木育弥 |
WORKS
No.13 | |
---|---|
No.12 | |
No.11 | |
No.10 | |
No.9 | |
No.8 | |
No.7 | |
No.6 | |
No.5 | |
No.4 | |
No.3 | |
No.2 | |
No.1 |